2023.07.31
当ラボと東京女子医大の本田浩章先生との共同研究よる, 造血幹細胞の細胞数と機能を維持する分子機構についての論文が, Proc Natl Acad Sci USA (PNAS)誌に掲載されました(MBTD1 preserves adult hematopoietic stem cell pool size and function). 2011年に本田先生たちとPNAS誌で報告した胎児型造血幹細胞で必要な遺伝子Mbtd1が, 成体骨髄の造血幹細胞においてはFoxO3aという抗ストレス応答遺伝子の発現を高く保つことなどを通じて, 細胞周期の静止期性やストレス耐性を幹細胞に付与することを見出しました. (NCGMからのプレスリリース)