国立国際医療研究センター研究所 生体恒常性プロジェクト

綿貫さん、小林さんらの論文が公開されました.

2024.05.10

学振特別研究員の綿貫さんと准教授の小林さんによる, 造血幹細胞の加齢に伴う代謝変化とその意義を明らかにした論文が, Cell Stem Cell誌に掲載されました(SDHAF1 confers metabolic resilience to aging hematopoietic stem cells by promoting mitochondrial ATP production).

造血幹細胞が加齢に伴い増加するメカニズムは未解明でした. が, ミトコンドリアの複合体IIの活性に関わる分子・SDHAF1によってミトコンドリアのATP産生が亢進することがこの原因であることを見出しました. (東北大学およびNCGMからのプレスリリース)