第20回幹細胞シンポジウムで小林さん,藤田さんの2名が発表しました.
第20回幹細胞シンポジウム(淡路夢舞台)で研究員の藤田さん,小林さんがそれぞれ以下の演題を発表しました.
(藤田さん) Nociceptive nerves facilitate hematopoietic stem and progenitor cell homing to bone marrow by regulating microcirculation
(小林さん) The Pbx1-G9a axis dysregulates lineage output of aged hematopoietic stem cells
学位研究を当研究室で行ってきた反町さん(早稲田大学大学院先進理工学研究科・日本学術振興会特別研究員),研究員の小林さんによる間葉系幹細胞におけるp53遺伝子機能についての論文が,Stem Cell Reports誌に公開されました(Mesenchymal loss of p53 alters stem cell capacity and models human soft tissue sarcoma traits).
代表的な腫瘍抑制因子であるp53が骨髄の間葉系幹細胞(造血幹細胞のニッチ細胞の一つでもあります)の増殖・分化・代謝特性を調節していることを示し,間葉系幹細胞でのp53欠損で発症する軟部肉腫のトランスクリプトーム変化やゲノム変異がヒト軟部肉腫に類似することを明らかにしました.また, ヒト軟部肉腫は一般的には発症部位や形態で分類されますが, それらとは異なりトランスクリプトームによっても予後が異なるサブグループに分類できることも見出しました.
Tsvee Lapidot先生のセミナーを開催しました.
イスラエル・ワイツマン科学研究所のTsvee Lapidot先生のセミナーを開催しました.NCGM内外からのご参加に感謝申し上げます.
詳細(セミナーポスター)はこちら
第22回日本再生医療学会総会で田久保が発表しました.
第22回日本再生医療学会総会で(京都国際会館)で田久保が“神経シグナルによる造血幹・前駆細胞のホーミング制御”というタイトルで発表しました.
研究員の綿貫さんの論文プレプリントが公開されました.
研究員の綿貫さん,小林さんによる造血幹細胞の代謝プログラムについての論文プレプリントが,bioRxivに公開されました(Context-Dependent Modification of PFKFB3 in Hematopoietic Stem Cells Promotes Anaerobic Glycolysis and Ensures Stress Hematopoiesis).
新たに単一造血幹細胞レベルでの定量的ATP解析手法を開発し,造血幹細胞がストレスを受けるとPFFKB3を介して解糖系を加速して機能を維持しようとすることを見出しました.
学位研究を当研究室で行ってきた城下さん(慶應義塾大学医学部内科学教室(血液)から出向),研究員の小林さんによる造血幹細胞の遺伝子編集技術の論文が,Cell Rep Methods誌に公開されました(A culture platform to study quiescent hematopoietic stem cells following genome editing).
私たちが開発してきた造血幹細胞の静止期維持培養法を,ゲノム編集技術と組み合わせて最適化し,試験管内で造血幹細胞の静止期制御に関する遺伝子を探索・解析可能にした研究です.
国立国際医療研究センター研究所(NCGMRI)の冬季リトリート2022(対面を主としたハイブリッド形式で開催)で田久保が“侵害受容神経による造血幹細胞の骨髄生着制御”というタイトルで発表し,箱根山賞最優秀賞を研究所長から授与されました.また,田久保は本リトリートの世話人を務めました.
慶應義塾大学医学部で医化学特別講義を田久保が担当しました.
田久保が非常勤講師を務める慶應義塾大学医学部で医化学特別講義を担当しました.
第84回日本血液学会学術集会で綿貫さん,城下さん,藤田さんが発表しました.
第84回日本血液学会学術集会(福岡国際会議場)で綿貫さん,城下さん,藤田さんが発表しました.
慶應義塾大学医学部の病理学総論講義を田久保が担当しました.
田久保が非常勤講師を務める慶應義塾大学医学部で病理学総論講義を担当しました.